成功する賃貸リノベーションのコツ~設備編~
2019.05.26
リノベーション
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ここ最近、お酒の飲みすぎで胃腸がやられています。
しかし、誘っていただける方がいるのは幸せでありがたいこと。
今夜も飲みますよ~!
そんな今回は昨日の「成功する賃貸リノベーションのコツ~間取り編~」の続編!
目次
1.設備は更新するより新設する方がいい
古くなったキッチンを新しくシステムキッチンにして、トイレをウォシュレットにして~
・・・なんてこれをリノベーションだと思っていませんか?
リノベーションは厳密に言うと専有部分内の配管等も取り換えていくほどの工事のことを言いますが、なんとなく「印象を変える」ことをリノベーションとして扱われているかと思います。
しかし、それにしても設備を更新するだけの工事に数百万円も支払うのはどうかなと思います。
それよりも今までなかった設備を追加する方が戦略の幅が広がります。
・無料インターネット
・TVモニターホン
・独立洗面台
・3点ユニットからバストイレ分離へ
・畳をフローリングへ(設備ではありませんが)
といった新たな魅力を追加する方が、検索サイト等でもお客様の希望に引っ掛かりやすくなるので有利になります。
お客様目線で何を設備として追加すれば喜ばれるか、総合点で何点になるかを想像しながら設備を追加して、物件の総合力を高めるのです。
2.弱い所を強化し、弱点をなくしていく
設備や魅力はあるに越したことはありませんが、なんでもかんでもやみくもに追加していく必要はありません。
室内ホスクリーンや、ミストサウナ、ガス3口コンロなどがいい例でしょうか?
それよりも、弱点を克服させることが空室対策には効果的です。
・バランス釜があるような古い浴室をきれいにリノベーションする。
・瞬間湯沸かし器があるようなキッチンをきれいにリノベーションする。
・防犯性が低いのでオートロックやTVモニターホン、セキュリティシステムなどで防犯性を高める。
・圧迫感のある建具を透過性のものに取り換える。
・暗い印象のお部屋の床を明るい色のものに張り替える。
等がそうです。
空室対策を検討したリノベーションの場合、「どうして借り手が付きにくいのか?」を精査し、戦略的にリノベーションプランを練らないといけません。
そうして弱点を克服していくのです。
3.付加価値の付け方を工夫する
設備(検索時にチェックボックスが増える要素)を追加する場合でも、そこまで重ねがけをしなくてもいいものがあります。
設備やりすぎリノベ例①
防犯性が低いと言われたので、ダブルオートロックにして、TVモニターホン付けて、セキュリティシステムを入れて、玄関前に人感センサー照明と防犯カメラを設置した!
↑セキュリティ会社の言いなり(笑)3つでも多いくらい。
設備やりすぎリノベ例②
「○○向き」「□□共生賃貸」などがいいと言われたので、事務所使用も可能にして、ついでにペット飼育可能にして、脱臭機能付きクロスやエアコンにして、足洗い場作って、コンセプト賃貸の色を強くして、万人受けよりも一部に響く設備を付けた!
↑特定の方面から言われるがままの空室対策(笑)1室では費用対効果が異常に低いし、その物件に合っているのかも不明。
設備やりすぎリノベ例③
部屋は狭いのはいいんだけどバストイレは別にしてほしいと言われたので、浴室とトイレを分離し、ついでに追い焚きにして、独立洗面台を置き、バルコニーにあった洗濯機置き場を室内に変えた結果、居室が3帖になった!
↑設備屋さんに言われるがまま(笑)家賃には跳ね返らない典型的な無駄遣い。
やりすぎても費用対効果がどんどん下がっていきます。
定型的なこういったやりすぎた例は、○○に特化した提案を聞くあまりにやってしまう失敗例です。
空室対策は複合技です。
前回の間取りについての記事ももちろん、色んな設備も組み合わせによって最大のパフォーマンスを発揮します。
詳しくは信頼できる管理会社さんとよくご相談くださいね。
今日の一句
藁すがる 手に藁いっぱい 他持てぬ 「ちょうどいい」から お客にモテる
設備を新しくしとけばいいなんて、センスのない工務店や不動産屋が言う言葉です。
無駄な工事を省き、最大限の費用対効果を生み出すための戦略的リノベーションなら、ルームキューブにご相談ください。
◆◆◆ルームキューブ賃貸管理センター(株式会社Q-be)では、賃貸物件を所有のオーナー様からの賃貸管理・不動産投資に関するご相談をお待ちしております。
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