民泊物件としての高利回りを謳った不動産・建築営業の罠
2017.12.26
賃貸経営
不動産ランキングに参加しています。
クリックで応援していただけると励みになります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最短5分で回答!「貸したらいくら?」「売ったらいくら?」プロの家賃査定、売却査定無料で受付中♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
不動産投資熱の高まりと共に、不動産価格が値上がりしていますよね。
不動産価格が値上がりしてくる理由は、物件が買われすぎて、良い物件がなくなるから。
そして、良い物件がなくなってくると、「今なら売れるかもしれない!」と、あまり良くない物件が市場に出てきます。
するとそこから売りに出てくる良い物件は、「あれであの価格なら、こちらはもっと高くしよう。」となり値上がりが進みます。
そうして値上がった物件で不動産投資をするには、利回りが出にくくなります。
本当に賃貸経営や不動産投資に向いている物件はどんどんと減っていきます。
それでも不動産投資をしたいという人が陥る失敗には大きく分けるといくつかのパターンがあります。
そのうちの一つが、タイトルにもあるように『民泊物件としての利回り』を謳った物件を購入、または建築してしまうパターン。
こんな物件を売っている業者は、大体があまりよく知られていない会社なのですが、
・不動産投資コンサルタント
・資産管理のエキスパート
・高利回り不動産取り扱い専門
などのいかにも怪しい看板を掲げていたりします。
彼らが収益を上げるための方法は簡単です。
①無知な投資家や投資希望者をセミナーやWEBで集客する。
②一般の賃貸で出すと利回り5%程度であろう物件を、民泊物件として貸し出すことで利回りを大幅に吊り上げる。
③リフォーム代や物件価格を水増しし、初期費用が掛からない(手残りが出る)ようにしてローンを組ませる。
④結局、良くない物件を高値で売りつける。(もしくは建築させる。)
という流れです。
少し前に問題になった「30年長期サブリース」問題や、「シェアハウスで高利回り」詐欺とよく似ています。
今回の「民泊物件としての不動産投資」のオチは、
【保健所から指導が入り。民泊目的の賃貸契約が大量に解除される。】
↓
【空室が一斉に出る。一般の賃料で借り手を募集する。】
↓
【想定の利回りが出せない。】
↓
【差し押さえや損切り売却になる。】
皆さん、不動産投資をする際にはどういった物件を選べばいいのでしょうか?
また、どういった目線で中長期の経営戦略を練っていけばいいのでしょうか?
SOHOのような住まいと仕事を兼ねたハイブリッドな賃貸物件でしょうか?
ホテルのようなくつろぎの和モダンな物件でしょうか?
- 【2021/10/4追記】
上記したように、民泊の取り締まりにあって廃業するというよりは、コロナの影響でインバウンド需要が激減し、投資家が簡単に宿泊業を営むことが難しくなりました。
また、『民泊物件としての利回り』を謳う物件や、「30年長期サブリース」問題や、「シェアハウスで高利回り」といった不動産の買わせ方に加えて一瞬だけ陽の目を見た、「狭小物件での高利回り」を謳う業者も軒並み元気がありません。
コロナをきっかけに、大きな賃貸需要の転換期が来たんじゃないかと思います。
この転換期に乗れるか、乗り遅れるかで、不動産投資の未来が決まります。
弊社ではお手持ちの賃貸物件が、今後どのような戦略や展望を持って進んでいけばいいのか?
その答えを用意出来るように、精一杯ご相談に応じます。
お気軽にルームキューブ台東区賃貸管理センターまでお問い合わせください(^-^)
弊社では宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスターや、住宅ローンアドバイザー、賃貸不動産経営管理士などの有資格者が賃貸・売買問わず、お部屋探し・賃貸管理のお手伝いをさせていただきます。
不動産売却、不動産購入、住宅ローンのご相談、賃貸管理のご相談など、ご相談お待ちしております♪
◆◆◆ルームキューブ賃貸管理センターでは、賃貸物件を所有のオーナー様からの賃貸管理・不動産投資に関するご相談をお待ちしております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。◆◆◆
お問い合わせフォーム
TEL:03-5806-3123
【ルームキューブ代表 榎本敦史の賃貸管理】 家賃滞納の督促が不動産業界の入り口。その家賃の回収から入居審査、立ち退き交渉など、様々な入居者の方の人生模様に触れ、不動産管理会社のあるべき姿を模索し、ルームキューブを起業する。不動産投資のおまけのように扱われる不動産管理会社の仕事の大切さを知ってもらうために、収支改善、資産価値向上、コスト管理に空室対策といった分野で独自のアイデアを活かした賃貸管理サービスを提供している。 |
不動産ランキング
ランキングに参加しています。クリックで応援していただけると励みになります。
【合わせて読みたい記事】