家賃の値上げに積極的にチャレンジする管理会社!
2019.06.13
賃貸経営
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とある管理会社さんの物件情報を更新していたら、
前回募集時:賃料188,000円
今回募集:賃料203,000円
なんて物件がありました。
更には敷金礼金が2ヶ月ずつ。
すごいですね。
目次
1.家賃の値上げは「悪」なのか?
「俺たちの生活は苦しいのに値上げなんてなんだ!権力の乱用!独裁だー!ついでに年金増やせ~!」
・・・こんな文句ばっかり言っても何も解決しません。
そもそもお客様の探されている条件から外れていれば目に触れることもほぼないですし、オーナーさんや管理会社もそういった文句を言う人は相手にしていません。
設定した賃料で借りてくれる方の需要があるからこそ値上げされるんです。
また、オーナーさんもボランティアでやっているわけではありませんので、利益が上がる、相場とずれている、だから家賃を上げられると分かれば上げても何も悪いことではありません。
不動産には定価はありません。
募集時は常に時価です。
2.管理会社としてやるべき賃料の値上げ
私たち管理会社は、オーナー様の資産価値の維持向上、賃貸経営での収益改善に努めないといけません。
そのためにはどうすればオーナー様とWin-Winの関係を作っていけるかを考えないといけません。
仲介業者の場合は、より早く成約させたいがために「出来れば少し賃料を下げてもらえませんか?」なんてお願いをする機会の方が多いです。
「出来ればもう少し家賃を上げてもらえませんか?」なんていうお願いをしている仲介業者はほぼいないですよね(笑)
それとは逆に管理会社は、「折角なので少し家賃を上げて募集してみませんか?」と言うべき立場にいると思います。
別に家賃を上げなくても、他に何かオーナー様にとって収益が上がる方法があるならそれを提案すればいいです。
その何かを見つけるためにアンテナを張り続けることも管理会社で働く人間の務めだと思います。
3.何でも上げられるわけじゃない。
じゃあ、積極的に家賃を上げていこう!
となってくれば、次に考えるべきことは、「本当に上げて大丈夫か?」です。
相場感をつかむこと、市場の動きをつかむこと、近隣競合を知ること、自社の営業力を知ること、物件のポテンシャルを知ること。
ただ、家賃を上げてしまったことで退去が促進されてしまうような値上げはすべきではありませんね。
色んな要素を加味して最終的に判断するのが「賃料UP」です。
・ただ利回りだけを重視して賃料を上げる。
・退去まで時間があるから賃料を上げる。
・近隣募集物件に寄せて賃料を上げる。
・家賃を上げて、初期費用を下げる。
など、オーナー様や管理会社としてやってはいけない愚の骨頂な戦略はやめましょうね。
今日の一句
賃料が 上がるとこには 需要ある 需要ないなら 上げるべからず。
2ヶ月前、退去されたワンルームの賃料を5千円UPしましたが次の借り手がすぐに見つかりました。
つい先日、壁の一面アクセントクロスの貼り替えをやってもらえただけで空室が埋まりました。
これから賃貸に出そうと検討中のオーナー様に、収益UPの為の旅館業取得をご提案しています。
本日、3日前に新規募集となったお部屋も賃料5千円UPで申込をいただきました。
家具付き賃貸の家具を、ほぼ同予算で探したかっこいいものでご提案しています。
今、リフォーム予定物件の予定間取りを変更し、利回りを高められるご提案をしています。
「賃料上げてくれたら嬉しいな。」と言われたお部屋、退去前ですが千円だけ値上げで成約しました。
細かいことをやって収支を改善していくんです。
それが出来るのが弊社です。
◆◆◆ルームキューブ賃貸管理センター(株式会社Q-be)では、賃貸物件を所有のオーナー様からの賃貸管理・不動産投資に関するご相談をお待ちしております。
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