一週間で不動産コンサルティングマスターに合格の勉強法!
2020.01.17
賃貸経営
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不動産にはいろんな資格があります。
よく耳にするのは、
・宅地建物取引士
・建築士
・マンション管理士
・管理業務主任者
・賃貸不動産経営管理士
などかなと思います。
もちろん他にも細々した資格がありますが、専門的すぎてなじみはないかなと思います。
最近、国家資格に格上げされたのが「宅地建物取引士」。
「賃貸不動産経営管理士」も国家資格になるのかと噂はされていますが、賃貸不動産経営管理士に関する法律が制定、施行されなければ国家資格化はされません。
ただ、不動産管理に携わっている人であれば、比較的楽な今の内に合格しておくのもいいかなと思います。
(と言っても今年の合格率は受験者数の増加も相まって40%を割り込んだようです。去年までは半分合格していたのにですね。)
個人的に注目しているのがこの「賃貸不動産経営管理士」と対をなす「不動産コンサルティングマスター」です。
共に、不動産オーナーに対して管理会社として役に立てる資格だと思いますが、
賃貸不動産経営管理士:賃貸管理業務に関する知識
不動産コンサルティングマスター:不動産投資に関する知識
ざっくりと書くとこんな感じの位置づけかなと思います。
オーナー様の賃貸経営のアドバイスや、不動産投資のコンサル業務を行うことが多い私は、まず、「不動産コンサルティングマスター」を受験しようと思い、無事一発で合格出来ました。
今回はおすすめの勉強法や参考書、過去問の使い方などをご紹介したいと思います。
目次
- 1.不動産コンサルティングマスターと受験資格
- 2.不動産コンサルティングマスター合格に向けた勉強法
- 2-1.自分が不動産投資をするつもりで考える
- 2-2.関連の比較的簡単な他資格も勉強する
- 2-3.3年分の過去問を解く
- 3.時間がなかった僕の勉強法!
- 4.今日の一句
1.不動産コンサルティングマスターと受験資格
そもそも不動産コンサルティングマスターとは何でしょうか?
「公益財団法人不動産流通推進センター」のHPではこう紹介されています。
社会経済環境の変化に伴い、個人・法人を問わず不動産に関するニーズは多種多様なものとなっています。また、不動産の流動化・証券化の進展など不動産関連業務は高度化・複雑化してきており、不動産の有効活用や投資等について、高い専門知識と豊富な経験に基づいたコンサルティングが求められるようになってきています。
このようなニーズに的確に応えることのできる専門家として期待されるのが、「公認 不動産コンサルティングマスター」(旧・不動産コンサルティング技能登録者。以下同)、すなわち、当センターが実施する試験に合格し、不動産コンサルティングに関する一定水準以上の知識及び技術を有すると認められて当センターに登録された人たちです。
公認 不動産コンサルティングマスターが行う不動産コンサルティング業務については、平成11年9月に取りまとめられた『不動産コンサルティング制度検討委員会報告書』において、「依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業経営及び投資等について、不動産の物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務」と定義されています。
※平成25年1月に制度改正が行われ、新名称「公認 不動産コンサルティングマスター」が制定されました。
賃貸不動産経営管理士が借主・貸主双方の権利を守る為の知識を必要とする資格であるのに対して、不動産コンサルティングマスターは、貸主の為の不動産投資や賃貸経営をサポートする為の資格であると言えます。
そんな不動産コンサルティングマスターの資格取得の為の試験は、
「不動産コンサルティング技能試験」
という全50問の四肢択一式と、実務、事業、経済の必修3科目+金融、税制、建築、法律の中から選択1科目という、結構な量の試験となります。
これを二時間で解き切るスピードも求められます。
学生時代にも問題を解くスピードが異常に早く、試験は15分ほどで終わり、いつも寝ていた私でも、不動産コンサルティング技能試験には時間いっぱいかかりました。
こんな試験問題ですが、そもそも受験するために別の高いハードルの前提資格があります。
それは、
・宅地建物取引士(過去10年間の合格率は約15~17%)
・一級建築士(学科試験と製図試験の合格率を合わせると約12%)
・不動産鑑定士(近年合格率は、短答式:33.3%、論文式:14.8%ほど)
のどれかを取得していないと受験すらできません。
全て国家資格となっております。
そうした受験者の方々の中で、今は約40%の方が不動産コンサルティング技能試験の合格を勝ち取っています。
怪しげな「自称:不動産コンサルタント」さんが世の中にはたくさんおりますが、彼らは誰に認められたでもない、「自称」かもしれませんから大家の皆さんや不動産投資を検討されている方は、十分にご注意くださいね。
2.不動産コンサルティングマスター合格に向けた勉強法
実務において不動産コンサルティングを行っている人であっても、業務以外の分野からも問題が出題されますので、勉強はしておいた方がいいと思います。
また、そもそもの厳しい受験資格を満たした上で、更に今は国家試験でもない資格を受験しにくる「意識高い系」のプロたちが集まってきますので、勉強はしておいた方がいいかなと思います。
→次のページ「漠然とやるんじゃなく、意識を変えて集中力を上げよう!」