募集図面で満室に!簡単空室対策!
2019.07.13
空室対策事例
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世間は閑散期真っただ中ですかね。
そんな今、改めて考えないといけないのが満室経営に向けた「空室対策」。
何度も本ブログで取り上げているのが空室対策。
空室対策は複合技の総合格闘技であり、幕の内弁当みたいなコース料理の10種競技です(笑)
今回はその中でも特に基本の「募集図面」について簡単にまとめたいと思います。
目次
- 1.募集図面とは?
- 2.募集図面の重要性
- 2-1.間取り図の見せ方を工夫する。
- 2-2.直感に訴えかけることを重視する。
- 2-3.お客様と業者向けの見せ方を考える。
- 3.今日の一句
1.募集図面とは?
不動産情報の媒介を依頼された不動産業者は、その情報を各種媒体やReinsに登録します。
その際に「募集図面」と呼ばれる資料を作成します。
売買物件情報の「概要書」のような業務的なものではなく、物件の詳細情報を掲載し、更に間取り図や写真なども見られるこういったものです。
(アットホーム株式会社サイトより出典)
お客様はもちろん、不動産仲介業者さんもその募集図面を見ながら物件のイメージをつかんだり、実際に現地確認や内見に行くかを決めています。
2.募集図面の重要性
募集物件の顔、名刺代わりでありパンフレットでもある募集図面。
何が重要か?
シンプルさ?情報の正確性?デザイン?
それは当然ですね。
シンプルにし過ぎたせいで他の物件情報に埋没。
正確性を期す余りに文字が増えてしまいゴチャゴチャに。
デザイン性を重視するあまりに物件のイメージが伝わらなかったりギャップがありすぎたり。
シンプルさや正確性、そしてデザイン性も重要です。
しかし、それは当然としてもっと重視しないといけないことがあります。
それは「見る側の感性に訴えかけるかどうか」です。
そして「物件を紹介しやすいかどうか」です。
この二つを抑えることが何よりも重要だと考えます。
2-1.間取り図の見せ方を工夫する。
間取り図。
お部屋の情報において一番重要な事項です。
弊社では間取り作成ソフトといった単一的なものは使わず、全てイラストレーターで一部屋一部屋丁寧に仕上げていますが、こういう風に綺麗な間取り図に仕上げることは最低限必要なことです。
(例:弊社作成間取り図)
その上で、他にも気を付けることがあります。
・掲載する間取りの向きはそれでいいのか?
・お部屋の広さを記載したフォントはそれでいいのか?
・サイズはちょうどいいか?
・募集図面の配置場所は正しいか?
・必要な情報が正確に載っているか?
募集図面は物件の顔であり名刺でありパンフレットであると書きましたが、間取り図はそのお部屋自体の顔です。
綺麗な顔であることはもちろん、角度やお化粧の雰囲気でも随分と印象が変わってきますよ。
2-2.直感に訴えかけることを重視する。
例えば家電量販店。
営業マンの事細かい商品説明なんかよりもまずはその商品自体の見た目や、他にはない最先端の機能に目が行きませんか?
例えば飲食店のランチ定食。
何が売りか分からないごちゃまぜ定食より、焼き魚、から揚げ、生姜焼き、ハンバーグといったような分かりやすいものから選んでしまいませんか?
例えば初めて聴いた音楽。
歌詞の全体の意味よりも、まずは曲に対して最初に興味を持ちませんか?
募集図面も同じです。
その物件の良さを伝えようと必死になるあまりに情報を詰め込み過ぎると、良く分からなくなってきます。
どうすればお客様の直感で興味を持ってもらえるか?
・他の募集図面に埋もれてしまわないか?
・物件のポイントは伝わっているか?
・募集図面の印象と物件のイメージは調和がとれているか?
そういったことを考えて作成していくようにするんです。
2-3.お客様と業者向けの見せ方を考える。
媒介依頼をいただけたオーナー様に満足してもらえるような募集図面を作成して持参!
オーナー様も大喜び!
いや~、いい仕事してるわ、俺~!
・・・なんて言ってるうちはダメでしょうね。
募集図面は誰が使いますか?
あなたは募集図面を誰のために作成していますか?
募集図面が本当に必要なシチュエーションや相手。
それは、物件を検討している途中のお客様と不動産会社です。
そこを見て図面を作っていくんです。
そうすれば自ずと案内が増え、検討してくれるお客様が増えていきます。
でも、ここが意外と難しいところではあるんですよね(笑)
今日の一句
「自己満の 募集図面で 客付かず 相手の立場を 理解し、満室」
世の中に一件しかないそのお部屋なのに、システムで募集図面を吐き出して魅力が伝わると思いますか?
それを僕らは「手抜き」と言います。
どうしてローカルの空室率50%以上の物件が満室になるのでしょうか?
どうしてその後も空室になるたびにすぐに次のお客様が見つかるのでしょうか?
色んな事の複合が「空室対策」です。
その第一歩、一番基本的なことが「募集図面」の作成なんです。
オーナー様は、そういったことを真剣に考えている管理会社に賃貸管理を依頼するようにしてくださいね。
◆◆◆ルームキューブ賃貸管理センター(株式会社Q-be)では、賃貸物件を所有のオーナー様からの賃貸管理・不動産投資に関するご相談をお待ちしております。
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【株式会社Q-be代表 榎本敦史の空室対策】 以前勤めていた管理会社(4,000戸管理)の空室率が6%。ヘッドハンティングでその会社に入社後すぐに、独自の費用をかけることのない空室対策理論を用いて、1年後には空室率を3%に。そして更に次の1年後には空室率を1.5%にまで改善した実績を持つ。 ネットとリアルを融合させた空室対策を元に、更に現在は「自分で決める」営業による空室対策で、賃貸管理の依頼を受けた数々の苦戦物件を成約させている。 |
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