【悪質ブリーダー】保証会社加入の入居者への対応方法
2019.06.20
賃貸管理
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弊社の賃貸管理部門であります「台東区賃貸管理センター」にあった賃貸管理に関するとんでもない事例としてご紹介させていただいた「悪質ブリーダー」による無断の第三者入居、ペット飼育、そして家賃滞納ですが、次の局面に移ったようなのでご報告を。
ただ、少し「待ち」ばかりで進まないので、保証会社に加入しているお客様がトラブルを起こしている際の対応方法についても書いてみようと思います。
(前回の記事はこちら→「【悪質ブリーダー】マンションが犬の繁殖場に!?」
目次
1.「退去勧告」から「退去予定」へ
先日の記事でも書きましたが、家賃滞納に伴う「退去勧告」を保証会社が出していたので、様子を見ていましたが、その後、「退去予定」になったらしくまた僕は我慢をしないといけなくなっています。
しかし、私の思うところ、「いついつまでに出ていきます。」と言っていても、そう簡単には引っ越し先が見つからないと思います。
仕事が不安定になったのと、ペット飼育の承諾が取れるところ、更には初期費用も掛かります。
悪質な入居者がその全てを用意できるとは思っていません。
さらに言えば、今回の件で保証会社間の情報としてはブラックリスト入りをしていると思います。
賃貸の入居審査が通りにくくなっておりますので、物件が見つからないと思います。
果たして無事に退去できるのでしょうか?
しかしそもそも、審査が難しそうだったのに、何とかして通してやったこと(恩も)すら忘れている状態ですので最低ですね。
2.保証会社加入の入居者に対しては手を出すな?
保証会社に加入している入居者の家賃滞納があった際に、オーナー様や管理会社が感情に任せてその入居者に連絡を取り、家賃督促をしたとします。
なんとそれだけで保証会社からの家賃弁済が受けられなくなってしまうことがあります。
家賃を滞納している場合、その件は全て保証会社に任せないと、
「オーナーや管理会社が余計なことをしたせいで、滞納家賃の回収がうまくできなくなった。」
なんていう理由で家賃保証を断られます。
代位弁済をしてくれるという保証限度まで黙って待つしかないのです。
3.借主の契約違反による違約金や損害金は保証されません。
家賃保証会社は契約に関する賃料等の支払いや、更新料、解約損害金(短期解約違約金)、原状回復費用などは保証してくれますが、契約違反により生じた損害金等については保証してくれないところがほとんどです。
つまり、今回の事例でいうと、
・滞納賃料
・短期解約違約金
などは弁済してもらえますが、
・ペット飼育による損害金
までは弁済されないとのこと。
・・・これがどういうことか、勘のいい方は分かりますよね?
不動産業界には督促でデビューしました。
督促業務は1ヶ月ほどで好きになりました。
ほぼ無審査の管理会社の滞納案件を誰よりもさばいていました。
オーナー様に喜んでもらえるんじゃないかと思うと今から楽しみです。
今日の一句
恩知らず そんな入居者 お客じゃない。 大人のけじめを 見せてもらおう。
やりますよ。
本当に。
消費者保護?
そればかりならオーナーが損ばかり見ることになります。
途中からは手の内を明かせませんが、とことんやり切ります。
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