DIY自作洗濯機置き場で排水勾配を確保 -賃貸管理業務日報-
2019.04.15
賃貸管理
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昨日は一日中管理物件の事故対応で駆けずり回ってました。
そして本日は専任の宅建士変更のための書類集めで役所やら法務局やら・・・。
本当に落ち着かないですが、しっかりとミスなくこなしていきたいです。
目次
1.洗濯機の排水流れが悪い原因
今回は管理物件でクレームをもらったので現地に行ってきました。
それは洗濯機の排水が終わらないので洗濯が出来ないというもの。
その物件の排水口は洗面台脇に新規に造作したもので、少しだけ高い位置にあるんです。
洗濯機の排水が悪い原因としては、
・排水口自体のつまりや汚れ
・洗濯機の排水部のつまりや汚れ
・排水ホースの勾配が確保されていない
といった理由があり、今回は3番目の勾配が原因でした。
円滑な排水をさせるには、排水口位置よりも洗濯機自体からの排水位置が高いところにあることが最低条件となります。
2.洗濯排水の勾配を確保する方法
洗濯機の排水の勾配を確保するには、
・洗濯機を洗濯パンに乗せる。 → 少し上がる。万が一のホースが抜けた際も少し安心。
・洗濯機置き場を造作工事する。 → 古い物件で室内に洗濯機置き場を設置した際によく見るなぜか洗濯機置き場が少し上がっているやつです。
・洗濯機の足を伸ばす。 → 足自体は伸びないので、何かを床との間に挟むようになります。安定感は少し悪い。
・排水口を下にずらす。 → 大工事です(笑)
などがそうです。
しかし、これらを業者に頼むと、多分費用が1.5~5万円くらいかかるかと思います。
3.対応と考察
本来は入居者様自身が対応をしなくてはいけませんので、オーナー様に余計な費用はかけさせられません。
しかし、入居者様はこういったことが全くできない方。
しょうがないので私が行ってきました。
管理部から応援メンバーも呼び出して。
【用意したもの】
どうせなら洗濯機の振動を吸収する素材がいいなと思い、
これを4個。
本当は、
こういったコルクの方が見栄えがいいんですが予算の関係上と、更に高さを出せるということで発泡スチロールでいきました。
それに、
これを置くだけ。
ちなみに、板の四隅に発泡スチロールのブロックを近づける方が、脱水時などの振動にも安定感が増します。
そして仕上がったのが、
これです。
洗濯機の試験運転もばっちりで、騒音や振動も少なくなりました。
今日の一句
アイデアで コスト削減 やる代表 管理会社の 鑑になるぞ
現場を離れて経営に専念した方がいいとか言われますが、やっぱ現場大事なんです。
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