2020年(令和2年)の住宅ローン金利動向を大胆予想!
2020.01.05
賃貸・売買物件情報
不動産ランキング
ランキングに参加しています。クリックで応援していただけると励みになります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ルームキューブは「友人に紹介したい不動産管理会社ランキング」で第一位に輝きました!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
皆さん、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年は自分へのお年玉として、自宅で手軽に炭酸水が作れる「Soda Stream」を購入しました!
電気屋さんで買いましたが、amazonの方が80円安かった・・・。
でも、電気屋さんのポイントが付いたのでいいとして・・・。
かなり使い勝手が良くて、安売りのペットボトル買うよりも更に低コストなのでこれから毎日重宝します!
興味のある方は是非♪
そんな長年不動産業界に携わり、住宅ローンアドバイザー取得資格を持ち、宅建士としての不動産仲介以外に、不動産コンサルティングを行ってきた弊社が、不動産に関するブログの年始の定番!(なのか!?)
「2020年(令和2年)の住宅ローン金利動向」を大胆に予想したいと思います。
※あくまで予想ですので、最終的な判断は自己責任でお願いします。
目次
1.2020年の住宅ローン金利は上がる?下がる?
いきなり本題です!
関東の方はまず理由を述べてから、最後に結論を述べると言います。
関西人はまず結論から述べると言われます。
これは欧米の人にも似ています。
僕も結論から述べることが多いです。
これは転勤族だった親について、日本国内や時には海外にも住んでいた経験からでしょうか?
人間の人格形成は、思春期までに出来てくると思います。
実際に、引っ越しばかりを繰り返していつも新しい友達となじまないといけない環境だった僕は、新天地で人に馴染むのが苦じゃありません。
これは自分にとっていいことなのかなと自負しています。
大学に入学したときは、仮入部をすっ飛ばしていきなり本入部を果たし、一番に名前を覚えてもらいました!
お陰で新歓コンパは、僕に一気飲みをさせるコールがあちこちで飛び交っていました♪
・・・と、前置きが長くて結局結論を述べられてないw
結論!
「2020年の住宅ローン金利は、上がりそうで上がらない!」
です。
フラット35は金利が上昇?変な貸し出しが多かったから?
変動は逆に0.39%が出てきた?ネット銀行系のたたき売り?
動き逆ですね~。
でも僕はたいして変動しないと思っています。
ここからどうしてそう思うのかの理由を述べたいと思います。
2.世界情勢が不安定になることによる影響
爆弾発言を入れますが、「消費税がどうだ」とか、「アベノミクスがどうの」とか言ってる自称・経済学者の意見は無視していいです(笑)
日本国内の問題は「あまりに悪すぎる経済政策」がなされない限り大幅な変動は起きません。
これは過去を見てきてもそうです。
2万4千円を窺おうかという日経平均株価、ダウはもっと勢いがあります。
これはもしかしたら一時的なものかもしれません。
それより注目は「世界不安」に対する市場の反応です。
金の価格が値上がりしてきています。
過去最高値を目指す勢いがあります。
それは、昨日から更にリスクが高まったと言われるイランとアメリカの関係悪化による中東情勢もそうですが、香港民主化運動を実力で鎮圧していると言われている中国情勢の影響もあります。
中国とアメリカの関係を見ても、貿易戦争は継続しており、更にアメリカがウイグルや香港への人権法案を次々と成立させていることによる両国の関係悪化も大きな懸念材料となっております。
ロシアと中国は関係を続け、どっちつかずの外交でどん詰まりの可能性もある韓国は、北朝鮮と中国、日本、アメリカの間で不安定。
日本を含む東アジア、イランなどを含む中東、そしてアメリカ、まさかのロシアを巻き込んだ大きな紛争(武力のみによらない)が起こる可能性はとても高いです。
更にはイギリスのEU離脱問題など、ヨーロッパでも不安定要素があります。
そうしたリスクを回避するために安定資産であると言われる「金」が買われています。
このリスクは早々に解決してほしいのですが、なかなかそうはいかないかもしれません。
さて、住宅ローン金利です。
過去最低金利と言われて久しいですが、このままではダメです。
お金を貸しても金利が取れないので金融がグダグダです。
なので金利は上げていかないといけません。
ただ、金利を上げると一般的には消費が落ち込みます。
設備投資も抑えられ、新しいビジネスも始まりにくくなります。
ですので金利は上げたい圧力があるものの、世界情勢が不安定なので上がりきらないといった、平行線をたどっていくと思います。
個人的には下げ圧力の方が強いと思っていますが、これ以上下げるわけにもいかない抵抗力が働いている状況かなと判断します。
3.不動産業界を取り巻く市況の変化による影響
日本の不動産市場を取り巻く環境も少しずつ変わってきています。
サブリース詐欺、住宅ローン詐欺、書類改ざん問題などによる金融庁の監督が厳しくなり、不動産投資に関する融資はかなり締め付けがありました。
今では投資用不動産を買うためのお金を借りるには頭金を積むのが基本となっています。
住宅ローンにおいてはまだその傾向は少ない。
・・・とは言い切れません。
住宅ローンを取りやめた金融機関もあります。
ただ、一般的な金融機関は手数料で儲けようとしていますから、何とかして貸し出したい。
しかし最近は不動産価格がプチバブルだったため、高値で今もグズついています。
だから更に金利も上げるわけにはいかない。
これが下げ圧力です。
不動産価格は少しずつ下がります。
「不動産を買うならオリンピック後」とか言ってる方もいますが、その方の中には、オリンピックが終わってからも「もう少し下がりそう」とか言ってる人もきっとたくさんいるはずです。
そういう方はなかなか買えない人でしょうね。
ただ、確かに不動産価格は下がっていきます。
それは売れない物件がどんどん値下がりするからです。
でも、住宅ローンの金利は上げたいけど上がりません。
それは消費者のマインドがネガティヴに流されているからです。
株価7,000円の頃の、日本経済が破綻直前といってもおかしくないほどの経済失策による超デフレの時の感覚が抜けきっていないからです。
牛丼が290円で食べられると思っているままのマインドです。
このマインドが抜けきらない内は、個人消費が伸び悩み、不動産価格は少し下がるものの、住宅ローン金利は上がりません。
しかし、そうこうしている内に、世界的に見れば割安な日本の不動産は外国人資本家によって現金もしくは現地の国の金融機関の融資によって買われていきます。
日本の不動産や日本の株は、まだまだ外国人の目から見れば安いのです。
そうして価格下落圧力が止まり、上昇圧力が勝ってくるんじゃないかなと思っています。
それだと結局、日本国内の金融機関が取り扱う住宅ローン金利は上げられません。
4.まとめ
いかがでしたか?
あえていつもの一句を入れるとすると、
「金利より 価格が大事な この局面 頼れる業者 見つけときましょう」
金利は波を描きますが、2020年はそこまで動かないと思っています。
それよりも適切な不動産の価値も見る「目」を養い、いい物件を手に入れられるようにする方が勝ち組になれる気がします。
マンションや一戸建てなど、不動産の購入を検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください^^
◆◆◆ルームキューブでは、不動産購入、売却のご相談、賃貸物件を所有のオーナー様からの賃貸管理・不動産投資に関するご相談をお待ちしております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。◆◆◆
お問い合わせフォーム
TEL:03-5827-1321
【ルームキューブ代表 榎本敦史の不動産売買仲介】 目利きを聞かせた不動産の購入、そして市場を捉えたより高値での不動産売却の実現を得意とする。売主の想いを繋ぎ、買主の想いを叶えることをモットーに、よりよい不動産売買仲介を心掛けている。また、賃貸経営やリノベーションを軸とした「売らせない」ための資産活用のご提案も得意としている。 |
不動産ランキング
ランキングに参加しています。クリックで応援していただけると励みになります。
【あわせて読みたい記事】