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新型コロナウイルスの脅威と管理会社としての姿勢

2020.03.30

管理人の独り言


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中国の武漢に始まった新型コロナウイルスの猛威が止まりません。
欧米各国でのパンデミック的な蔓延は、日本でもすぐそこに迫っていると言っても過言ではないかと思います。

国民的スターの志村けんさんもコロナウイルスによって死去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
そして国民の皆さんも危機がすぐ近くにあるということを自覚し、「うつらない」「うつさない」を心がけた行動をとっていっていただきたいと思います。

また、都市封鎖の可能性も出てきております。
特に東京をはじめとした一都三件、また大阪・兵庫などもその可能性があると思います。

医療や消防、物流、金融、生活用品の販売店、更には国防などを担う自衛隊の皆様や政治を行う議員さん達などを除く多くの業種においては、業務停止命令などが出されるかもしれません。

そして私たちの従事している不動産業界でもこれからの対策を考えていかないといけません。

現時点で弊社が既に実行に移している方法や、取ることのできる可能性のある方法を挙げてみたいと思います。

◆実行中の方法
・公共交通機関を利用させないための従業員の店舗間の配置換えや人事異動
・仲介店舗へのご来店を予約制にし、在宅ワークの奨励
・電話、メールでの対応を増やすことによる面前接客を削減
・雇用を維持する為の業務分担と方法の見直し
・開店中の店舗の常時換気
・従業員のマスク着用義務化
・ご案内中の物件(お部屋)の換気の徹底
・IT重説の積極使用
・従業員の免疫向上の為の差し入れ提供
・東京都からの外出自粛要請に基づく公休追加

◆実行したものの見直しとなったもの
・従業員の自家用車通勤(他スタッフ送迎付き)
 →一部従業員への負担が大幅に増えることにより見直し

◆検討中の事項
・賃貸管理部の業務時間の短縮
 →一部従業員の時差通勤を視野に入れた対策
・健康診断の前倒し実施
 →胸部レントゲンなどでの新型肺炎の早期発見対策
・雇用調整助成金の有効活用
 →従業員の生活と業務の質を担保するための助成金の活用
・TV電話を使った退去立ち合い実施
 →今後想定される移動制限などへの対応
・自社直接の仲介の推進
 →仲介業者さんの業務停滞可能性による管理物件への自社仲介促進
・各店舗及び従業員への消毒用アルコール配布
 →据え置きタイプと、携帯用スプレーを配布予定(取り寄せ中)

現時点では以上となります。
もし何かこんなことも出来るんじゃないかといったアイデアがありましたら、教えていただけたらと思います。

都市封鎖(ロックダウン)を行うこととなってしまった場合にも、先述した医療や物流などはさすがに止められないと思います。
(こんな状況下でも日々、働いていただいている皆様に本当に頭が下がります。本当に心よりお礼申し上げます。)

私たちの行っている不動産業の内、不動産仲介事業に関しては、広告掲載の停止・受付の停止や限定受付などを行えば業務を停止することが出来ます。
もちろん弊社の取り組みのように面前での接客を行わない方法での対応は可能ですので、お客様がいらっしゃる限りは業務を行うべきかと思います。

しかし、不動産の賃貸管理業務は、入居者の方より賃料等を預かり、それを送金するという流れがあることにより一種の「金融」事業と近しい部分があります。
設備の故障やお部屋の退去、内装などは随時起こってくる仕事ですので、これを止めるわけにもいきません。
もちろん、空室を埋めるための努力も継続していかないといけません。
また、弊社は今回のコロナよりもずっと前から、立ち合いなどの業務以外の事務をテレワーク(遠隔業務)出来るように新システムの導入を進めておりましたが、その途中に今回のようなことになってしまいまだ移行が完了できずにいたりします。
契約書類のやり取りなどでも事務所に行かないといけないことも多々あります。
その為、結局、事務所での業務を行わざるを得ない状況がございます。

ここをもう少しきちんと整理していき、管理会社としてもっと進化していけるように色々考えていきたいと思います。

本日の一句。

『自粛して そう言われても 難しい だから対策 すぐ実行』

現在、私自身が抱えている弊社管理物件の契約予定案件がかなりたくさん、他にも他社管理物件の契約予定もいくつかございます。
今回の件で多くの方にご迷惑をおかけしているかもしれません。
申し訳ありません。

しかし、こんな時期だからこそ、自社物件の客付に更に力を入れ、オーナー様のリスクを可能な限り軽減したいと思っております。
そして不動産管理会社として管理業務の停滞を招くことなく、通常と変わらず、より良いサービスをご提供させていただければと思っております。

私自身も弊社のことだけではなく、色んなことで不便さや不安を感じています。
しかし、これも国難の時期ということをしっかりと理解し、様々なことに冷静に対処していきたいと考えております。

今後とも「ルームキューブ株式会社」を宜しくお願い申し上げます。!

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【ルームキューブ代表 榎本敦史の主な独り言】
不動産業界で生き、不動産業界で食い、そして不動産業界で眠る。22の頃にアルバイトで入ったこの不動産業界を愛し、感じていることを時につぶやいています。本当はお酒でも飲みながら緩く語りたいので付き合ってくれる方募集中です。


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