内見できない物件は○○を見ろ!?
2020.12.02
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さあ、12月です。
コロナに振り回された2020年もあっという間に終わりを迎えようとしています。
大学生以下の子供たちはコロナのせいで色んな思い出作りが出来ずに、とても可哀想だなと思います。
でも、いつか「あんなこともあったなあ。」と思いだせるように、どんな些細なことでも大切に胸にしまい込んだり、SNSのタイムラインなどに残したりしておくといいと思います。
また、大人になっても思い出は作れますし、いつまでも心は若者のままでいることも出来ます。
きっといつか、今よりももっと楽しくて充実した日々が訪れます。
それまで体調管理をしっかりして、今やるべきことにしっかりと取り組んで、地力をつける時間を過ごしてもらえたらいいんじゃないかなと思います。
と、関係ない話題ですみません。
タイトルの話です。
これからますます退去前の賃貸物件の募集が出てきます。
そしてコロナのせいで例年ほどではないかと思いますが、春は色んな移動が重なる時期ですので、不動産業界にはいわゆる「繁忙期」が訪れます。
お客様が増える。
↓
いい物件は競争になる。
↓
内見前から申し込みが入る。
という傾向が強くなります。
以前、『賃貸物件の内見が出来ない!?先行申込?先行契約?』という記事を書かせていただきました。
そこでは「内見が出来ない物件を含めたお部屋探しの方法」を書かせていただきましたが、今回は、「内見できない物件の善し悪しの判断の仕方」について書いてみようと思います。
【目次】
- 1.先行申込と先行契約の違い
- 2.内見できない場合の物件を見るポイント
- 2-1.まずは室内写真をチェック
- 2-2.次はGoogle Mapsで現地をチェック
- 2-3.そして家具の配置をイメージ
- 2-4.それから初めて現地へ!
- 2-5.部屋の位置を確認してその場で間取りをイメージ
- 2-6.共用部に入れるならその階までいく
- 2-7.最後は営業マンに聞く!
- 3.内見できないのはお部屋探しの一要素
- 4.不動産賃貸管理会社の一句
1.先行申込と先行契約の違い
まずこれだけは事前に説明しておきます。
冒頭で紹介した記事『賃貸物件の内見が出来ない!?先行申込?先行契約?』でも同じ文章を書いておりますが、
・内見できない状態でも、賃貸借契約を締結するという意思表示の元、申込をすることが「先行申込」。
・内見できない状態でも、賃貸借契約を締結することが「先行契約」。
です。
2.内見できない場合の物件を見るポイント
それでは内見が出来ない物件を判断するにはどうすればいいのでしょうか?
2-1.まずは室内写真をチェック
お部屋探しをしている段階で、賃貸条件や間取りと一緒にすぐに確認できるのが室内写真です。
室内写真をまずは確認して、お部屋のイメージをつかみましょう。
その際に注意しないといけないことは、広角レンズで撮影した写真に注意をすること。
広角レンズで撮影した写真は、こんな感じです。
特徴としては、
・被写体の奥の方に向かって広がりがある。(すぼんで見える)
もうこの一点に限ります。
広角レンズで撮影したら、お部屋が広く映ります。
更に頑張っている不動産業者は明るさなどを調整するので写真が明るくなります。
そうして不動産サイトに掲載されている写真は見栄えいいものを載せています。
たくさんの写真を見ていればそれが広角か、加工されているかは分かったりします。
2-2.次はGoogle Mapsで現地をチェック
「気になる物件があって内見に行ったんだけど、何か周辺の雰囲気違ってダメだった。」
ってならないように、まずGoogle MapsのStreet Viewで周辺を確認するんです。
前面道路の雰囲気、建物周辺の雰囲気を見るようにしましょう。
2-3.そして家具の配置をイメージ
間取りが良くて、周辺環境・場所も大丈夫だったら、そのお部屋に家具や荷物が入り切るかを確認しましょう。
ベッド、テーブル、TV台、ソファなど。
更には収納のサイズを見つつ、荷物が入るかなどをあれこれ妄想するのです。
これは時間が掛かるので1と2をやる前にはやってはいけません(笑)
参考までにベッドのサイズは、
シングルは幅90~100で長さ200です。
長さはどのサイズでも大体200です。
セミダブルなら幅120くらい。
ダブル140、クイーン160、キング180です。
ベッドのフレームがどれくらいかでおおよそのサイズを想像しましょう。
「ギリギリかな?」だと入らないと思っておきましょう。
2-4.それから初めて現地へ!
1~3をクリア出来たらもうお部屋なんて決まったも同然!
いざ現地へ!
車で行くのはやめましょう。
駅から歩きましょう。
帰りも駅まで歩きましょう。
帰りの方が近く感じます。
現地に着いたら雰囲気がイメージ通りか判断しましょう。
エントランス、自転車置き場、ゴミ捨て場、そして日当たりなどもチェックしましょう。
2-5.部屋の位置を確認してその場で間取りをイメージ
外観を見てお部屋の位置を確認したら、どこからどこまでがそのお部屋なのかを確認し、その辺の地面でお部屋の広さをイメージします。
その作業はその辺の道路、つまり外で行うのですが、
・壁がないから広く感じる。
・天井がないから広く感じる。
・壁の厚さを考えないから広く感じる。
ので、イメージより狭いんだろうという認識が大事です。
2-6.共用部に入れるならその階までいく
運よくその物件の共用部の確認も出来るのであれば、お部屋のある階まで行ってみましょう。
眺望や抜け感などを確認できる場合があります。
共用廊下の雰囲気、内廊下の感じなども見ることが出来ます。
そしてお部屋の前までいけたら、再度広さをイメージします。
2-7.最後は営業マンに聞く!
1~6の作業を行うことで、ほぼほぼお部屋のイメージはつかめているはずです。
そもそも1~6は「内見をする」という行為以前に必要なことばかりです。
内見は1~6の次の7でしかありません。
いわゆる事前にやってきたことの「確認」みたいなもんです。
しかし結局やっぱり分からない・・・。
なんて人はもう内見しないでお部屋を決めることは諦めましょう。
青田買いされていく有望なお部屋達を横目に見ながら、選ばれることのなかったお部屋たちを救ってあげる探し方に専念しましょう。
あわよくば先行申込をしておいて、内見後契約でもいいよというレアな管理会社さんの物件を選びましょう。
それか・・・
目の前の経験豊富な営業マンに聞きましょう!
数多くの物件を見てきている営業マンであればあるほど、そのお部屋がどんな部屋なのかをイメージしやすく伝えてくれると思います。
不動産会社の営業マンなんてその時と、あと審査、そして入居後のトラブル等の際のあなたの味方、これだけしか役目がないと言っても過言ではありません(笑)
3.内見はお部屋探しの一要素
お部屋探しの要素って以前にもこの画像を使いましたが、こんな感じです。
「内見できる」は、お部屋探しの際のあくまで一要素です。
賃料や場所・立地と同じくらい結構大事な一要素です。
でも、どうしても内見しないと決められないと言って、好条件のお部屋をどんどん逃がしてもらうこともあります。
内見できるからといって、相場より高い物件や、あまり希望に沿わないような物件をつかんでしまう結果も往々にしてあります。
この表のトータルのバランスでよりよいお部屋探しが出来るように、ルームキューブでは精一杯サポートさせていただきます。
4.不動産賃貸管理会社の一句
『内見が 出来る頃には 募集なし いいお部屋ほど 中が見れない。』
内見が出来ないことはとても不安だったりします。
出来るだけ内見はしたいと思います。
試着をしないで服を買うのは勇気がいります。でも着れなきゃ売ればいいです。
ネットで旅館のお部屋を予約するのは少し不安です。でも嫌なお部屋でもほんの数日の我慢です。
グルメサイトで調べて飲食店に行くのも少し不安です。でも嫌なら二度と行かなければいいんです。
そして不動産も嫌なら引っ越してしまえばいいんです。
・・・でも大きなお金がかかるのでなかなかそう簡単にはいきません。
だからこそ慎重に判断するんです。
だからこそ気になったお部屋は真剣にどんな物件なのか理解しようとするんです。
だからこそ内見できないときは五感全て、そして目の前の営業マンを活用するんです。
これからますます「先行申込」や「先行契約」は増えていくと思います。
お部屋探し自体は技術の進歩で簡単になっていきますが、最終的な判断は難しくなっていきます。
そんな時に後悔のないお部屋探しのお手伝いが出来るように、ルームキューブはこれからもお客様の要望をしっかりと理解することを最重視し、日々努力を重ねていきたいと思います。
弊社では全社員が宅地建物取引士の有資格者です。
また、不動産コンサルティングマスターや、住宅ローンアドバイザー、賃貸不動産経営管理士などの有資格者が賃貸・売買問わず、お部屋探し・賃貸管理のお手伝いをさせていただきます。
不動産売却、不動産購入、住宅ローンのご相談、賃貸管理のご相談など、ご相談お待ちしております♪
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【ルームキューブ代表 榎本敦史の不動産売買仲介】 目利きを聞かせた不動産の購入、そして市場を捉えたより高値での不動産売却の実現を得意とする。売主の想いを繋ぎ、買主の想いを叶えることをモットーに、よりよい不動産売買仲介を心掛けている。また、賃貸経営やリノベーションを軸とした「売らせない」ための資産活用のご提案も得意としている。 |
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