俺の不動産賃貸管理業界①~「滞納督促デビュー」
2020.08.25
管理人の独り言
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榎本です。
時々、
「榎本さんって、どうして不動産業界で働こうと思ったの?」
って聞かれます。
今回は僕が不動産業界で働くことになった薄い動機と、初めての仕事について書いてみようと思います。
これ、時々ストレスたまったときにでも定期的に書いていこうかなと思います。
今更感丸出しの「俺の」シリーズで(笑)
皆様、呆れずに読んでみてもらえたらと思います(笑)
【目次】
- 1.働く前の不動産業界のイメージ
- 1-1.そりゃ面接で断られるわ
- 1-2.望んでいた営業とは違う職種で採用
- 1-3.滞納チンピラとあわや喧嘩に
- 2.せめてシャツはパンツに入れよう。
- 3.不動産賃貸管理会社の一句
1.働く前の不動産業界のイメージ
当時、大学を出てから家庭教師と、弁当配達をしながらバンドマンをしていた僕は、ある日単車で事故を起こす。
単車が壊れて体も痛いので、以前働いていたクラブの黒服でもしようかと思いましたが、そもそもトレーを持てず。
であれば、デスクワークしかないと思いました。
それが不動産業界で働こうと思った理由。
それまでに2回引っ越してて、内見も初めは3件、次は1件しか行かずその日でお部屋を決めてきて、
「部屋探しって、クッソ簡単やんけ~。」
と思っていた。
不動産屋のカウンターで接客してくれた人たちは、なんとなくチャラくて、軽そうだった。
「楽だろ。営業なんて。」
そして「賃貸仲介の営業」をやろうと思ったのがきっかけでした。
1-1.そりゃ面接で断られるわ
しかしプロミュージシャンになる予定だった僕は、社員なんてなる気はサラサラなく、「賃貸フロントセールス」をバイトで出来る会社を探す。
早速、楽器屋の聖地「お茶の水」にある、とある不動産会社に面接へ。
竜の刺繍のシャツに破れたジーパン。
茶髪のロン毛にピアスにやつれた頬で、尻に付けたウエストポーチから履歴書を取り出し面接官へ手渡す。
『君、髪切らなきゃダメだよ。』
『いつまで夢追いかけてるの?』
こんな失礼なことを(当時はそう思いました。)聞いてくる細い眼鏡をかけたイキリーマン。
(たかが不動産屋ふぜいが俺の崇高な人生にいちゃもん付けてんじゃね~。)
と思った僕は、
「はい?あなたに俺の人生をとやかく言う権利ありますか?」
と言ってしまったところで面接終了(笑)
「あそこの会社はイキリーマンがうぜ~わ。もう一社面接申し込んでたからそっち行くか。」
こうして中野区にある不動産会社へ二社目の訪問。
同じように尻のウエストポーチから履歴書を手渡す。
『スーツ持ってるのか?』
『髪黒くしろよ。』
『お前どこから履歴書出してんだよ?』
ここもまた、イキリーマンが偉そうに講釈垂れやがる。
「はい?あんたにとやかく言われる筋合いないですよね?」
こうしてここでも面接終了(笑)
1-2.望んでいた営業とは違う職種で採用
二社とも「俺の不動産」的にはNG。
「ホンマクソばっかやん!ドアホが偉そうにしやがって腹立つわ!ほんまクソリーマン嫌いやわ!」
家に帰ってきてからそうイライラしていたところに着信。
二社目からだ。
『あ~もしもし、榎本君?』
何やら明るいおばちゃんの声。
『あなたスーツ持ってるの?もしスーツ買うなら、希望してた営業じゃないけど、滞納督促、賃貸管理の仕事やってみない?』
と、思わぬ採用の電話。
「なんでもいいですよ!やります!スーツ買います!」
そう回答して、晴れてバイトの面接を通過し、不動産業界で働くことになりました。
1-3.滞納チンピラとあわや喧嘩に
タケオキクチの細い赤のラインが入った細身の個性強めなスーツを買った僕。
バンドマンが着るとまるでホスト。
そんな僕の初仕事は、家賃滞納している入居者に営業担当(頼れるおばちゃん先輩)が会いに行くから同行してほしいと。
現地で先輩がピンポン。
僕は横で見てるだけ。
そこへ何も悪びれることなく出てきたクソチンピラ(笑)
払えないだ、今は金がないだと全然反省していない様子。
先輩に対しての偉そうな態度は一切変えず。
そこで一言言いましたよ。
「普通、家賃すら払ってないのにそんな偉そうに言えないと思いますよ?」
これを聞いたチンピラ、大激怒!
『はぁ~~~~~!?お前誰だコラぁ~~~~~!?「普通」って何偉そうに説教してんだコラ!!お前、そんな茶髪で「家賃払え」って来てそれが「普通」と思ってんのかぁ~~~~~!?』
いや、こんな茶髪のバンドマンが不動産会社にいたっていいじゃないかと当時は思いました。
二人を諫める先輩、チンピラはドアを閉めて部屋の奥へ何かを取りに行く。
その態度がムカついて、部屋のドアを蹴り飛ばしながら、
「払ってから偉そうに言えやボケ!!」
と廊下で叫んでました。
その後もキレて出てきたチンピラ(笑)
先輩にはご迷惑をおかけして何とかトラブル回避・・・。
2.せめてシャツはパンツに入れよう。
その後、賃貸管理部の滞納督促の担当者となり、多くの悪質滞納者と対決してきました。
ガラスを割ったり、入居者叩き起こそうとしたり、裸を見られたとでっち上げられたり、夜逃げさせたり、逆に逃げる奴を道端で捕まえたり、変な事務所に軽く軟禁されそうになったり・・・。
その様子はまたいずれ第二話以降で(笑)
元消費者金融の督促の人とか、元〇クザの方とか、多くの偉大な諸先輩方の督促業務を学びながら、その後は家賃回収担当トップの座まで上り詰めていきました(笑)
しかし、その頃のファッションと言えば、鞄は持たず手ぶら。一着しかない前出した赤のストライプのタケオキクチのスーツに茶髪、片耳ピアス、腰にはウォレットチェーンのごついのがブラブラ、そしてYシャツの裾は出したままでした。
ファッションは自由です。
でもさ、シャツの裾だけはちゃんと入れておけばよかったなと今では思います。
汗をかくと、ダイレクトにパンツに汗が来て気持ち悪いから。
反省。
3.不動産賃貸管理会社の一句
『あの会社 何でもやらせて くれたけど それが今では 違法だと知る。』
すごい会社で働かせてもらったもんです。
ネタには困りません。
しかし、当時一番悪いのは社会を知らなすぎる僕自身だったんですね。
それが普通だと思ってました。
でも一句はこんな感じで(笑)
くだらない文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。
それでは続編をお楽しみに♪
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【ルームキューブ代表 榎本敦史の賃貸管理】 家賃滞納の督促が不動産業界の入り口。その家賃の回収から入居審査、立ち退き交渉など、様々な入居者の方の人生模様に触れ、不動産管理会社のあるべき姿を模索し、ルームキューブを起業する。不動産投資のおまけのように扱われる不動産管理会社の仕事の大切さを知ってもらうために、収支改善、資産価値向上、コスト管理に空室対策といった分野で独自のアイデアを活かした賃貸管理サービスを提供している。 |
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