今、住宅を買うべき?金利上昇と不動産価格の高騰で迷うあなたへ
2024.11.04
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「住宅を買いたいけど、金利が上がったり、不動産価格が高騰したりして、本当に今、住宅を購入すべきか迷っている…」
多くの方が抱えるこの悩み、決してあなただけではありません。
住宅購入は、人生における大きな決断の一つです。
一生に一度の買い物だからこそ、後悔のない選択をしたいと考えるのは当然のことでしょう。
本記事では、住宅ローン金利の上昇や不動産価格の高騰といった、現在の不動産市場の状況を詳しく解説します。
また、住宅購入のメリット・デメリットを多角的に分析し、あなた自身のライフプランに合わせた最適な判断をサポートします。
さらに、信頼できる不動産会社との出会い方や、住宅購入の手続きの流れについても詳しく解説します。
【目次】
- 1.現在の不動産市場の状況
- 1ー1.住宅ローン金利の上昇
- 1-2.不動産価格の高騰
- 1-3.物価上昇とインフレ
- 2.住宅購入のメリット・デメリット
- 2-1.住宅購入のメリット
- 2-2.住宅購入のデメリット
- 3.住宅購入を検討する際のポイント
- 4.信頼できる不動産会社との出会い方
- 賃貸管理会社の一句
現在の不動産市場の状況
まずは2024年終盤の不動産市場の状況についてまとめてみましょう。
1ー1.住宅ローン金利の上昇
歴史的な低金利が続いた後、徐々に住宅ローン金利は上昇傾向にあります。
各金融機関の基準金利もまだまだ低いものの、少しずつですが上がり始めました。
金利の上昇は、住宅ローンの返済額の増加を意味し、住宅購入の負担増につながる可能性があります。
金利が1%上昇すると、住宅ローンの返済額は大きく変わってきます。
例えば、3,500万円の住宅ローンを35年で返済する場合、金利が0.5%から1.5%に上昇すると、毎月の返済額は約1万円増加します。
1-2.不動産価格の高騰
都市部を中心に、新築・中古問わず不動産価格の高騰が続いています。
特に、人気のエリアや駅近物件などは、高騰が顕著です。
逆に都心部から離れた地方の物件は値下がりの傾向も見られます。
賃貸用ではなく実需用に購入を検討されている方であれば、通勤面などで不安がない場合はそういった物件を狙うことも視野に入れてもいいかもしれません。
また、不動産価格の上昇は、住宅購入の初期費用(登録免許税や仲介手数料など)を大きく増やすことになります。
1-3.物価上昇とインフレ
近年、物価上昇が進んでおり、家計への負担が増加しています。
それと並行して社会保険料や税金負担が増加していることも可処分所得の減少につながっております。
こうしてインフレが進むと、お金の価値が下がるため、不動産は物価上昇に対するヘッジとして機能する可能性があります。
2.住宅購入のメリット・デメリット
住宅を買うべきか買わないべきかを考える際には、まずそのメリットデメリットを把握した方がいいと思います。
2ー1.住宅購入のメリット
住宅を購入することで得られるメリットは意外と多いと思います。
①資産形成
住宅は、住むだけでなく、資産形成の手段としても有効です。
②安定した暮らし
マイホームを持つことで、賃貸では味わえない「自分だけの空間」や「住み心地の良さ」といったメリットが得られます。
③税制上の優遇
住宅ローン控除や不動産取得税の軽減など、住宅購入に関する税制上の優遇措置が数多くあります。
④将来の資産価値の向上
不動産価格は長期的に見れば上昇傾向にあるため、将来的な資産価値の向上も期待できます。
つまり、自分の気に入った自由性の高い空間に住みながら、所得税の還付や、将来的な不動産の値上がりの可能性もあり、支払ったローンや購入費用が無駄にならない可能性があります。
2-2.住宅購入のデメリット
ただし、不動産を所有することにはデメリットも付きまといます。
①高額な初期費用
住宅購入には、手付金や諸経費など、賃貸を比べて高額な初期費用がかかります。
②金利変動リスク
変動金利の住宅ローンを選択した場合、将来金利が上昇するリスクがあります。
③固定費の増加
住宅ローン返済額だけでなく、固定資産税や修繕費など、固定費が増加する傾向があります。
④流動性の低下
住宅は、現金化しにくい資産ですので、手放したくても売れないといったことがあったりします。
つまり、引っ越したくても引っ越せず、住宅ローンを利用している場合は貸すことも出来ないといった可能性があります。
3.住宅購入を検討する際のポイント
住宅を購入する場合、住宅ローンを利用される方がほとんどかと思います。
長期にわたる不動産所有のこともよく考えて検討していくようにしましょう。
◎ライフプランとの照らし合わせ: 現在のライフプランだけでなく、将来のライフプランも考慮し、住宅の大きさや場所などを決めましょう。
◎経済状況の分析: 収入や支出をしっかりと把握し、無理のない返済計画を立てましょう。
◎金利の種類の比較: 固定金利と変動金利のメリット・デメリットを比較し、自分に合った金利の種類を選びましょう。
◎不動産会社の選び方: 複数の不動産会社を比較検討し、信頼できる会社を選びましょう。
◎住宅ローンの借り換え: 10年や15年後に金利が下がっていれば、借り換えを行うことで返済額を減らすことができます。
将来的なご家族や収入の増減、健康面のリスクなども考えて取り組んでいくようにしましょう。
4.信頼できる不動産会社との出会い方
不動産を購入する場合、物件はどこの不動産会社でもご紹介が出来る場合がほとんどです。
しかし、高額な不動産購入の際には、やはり信用のできる不動産会社に依頼されたい方がほとんどかと思います。
いい不動産屋さんと出会うコツをいくつかご紹介させていただきます。
◎紹介: 知人や友人に紹介してもらう
◎Google maps: 不動産会社の口コミを調べる
◎地域の不動産会社: 地域に密着した不動産会社に相談する
ポータルサイトなどは「情報の掲載されたただの看板」と言っても過言ではありません。
逆にポータルサイトで見つけた物件情報を持って、信頼できる不動産会社さんへ訪問やお問い合わせをされることをお勧めします。
賃貸管理会社の一句
『不動産 買うか借りるか 悩むなら まずは気軽に 相談しましょう』
住宅購入は、人生最大の決断の一つです。金利上昇や不動産価格の高騰といった状況下で、安易な決断は避け、慎重に検討することが大切です。
ただ、事前にいくらインターネットなどを駆使していろいろと調べようにも、なかなか難しいことが多々あります。
・住宅ローン控除
・不動産取得税の減免
・住宅購入資金援助と贈与税
・住宅取得等資金の贈与税の非課税措置
・相続時精算課税制度
・居住用財産の買い替え特例
・登録免許税
・小規模宅地特例
・その他固定資産税、都市計画税など各種税金
といった税金関係や、
・管理組合と管理会社
・建物インスペクション
・大規模修繕履歴の確認
・管理規約、使用細則
・各種インフラ(通信含む)
・近隣計画
・建築協定
・リノベーション工事(好みの間取りに改修可能か?)
などなど、その物件特有の要素なども総合的に判断しないといけません。
それらを踏まえた上で、本記事でご紹介したように、住宅購入にはメリットもデメリットも存在します。
ご自身のライフプランや経済状況をしっかりと把握し、メリットとデメリットを比較検討した上で、最終的な判断を下しましょう。
また、昨今はやはり住宅ローンの金利の状況には注視しないといけません。
いまだに上がらない変動金利とか言いながら、毎月色んな金融機関が0.3%台の低金利を出して、顧客獲得合戦を繰り広げています。
その裏で、既に各社が金利をじりじりと上げ始めているというのが全体の状況。
金利は1年で数%はすぐに上がるものと言われます。
性格の悪い私、榎本は、急激に金利を上げることを見越して、今のうちに各社順番にお客を抱え込もうとするような動きにも見えなくもありません。
住宅ローンの支払いはやはり長期になりますので、無理のない返済プランを検討された方がいいです。
そして、何よりも大切なことは、様々なことを相談できる信頼できる不動産会社と出会うことです。
不動産会社は、住宅選びのサポートだけでなく、住宅ローン選びや手続きなど、様々な面でアドバイスをしてくれます。
複数の不動産会社を比較検討し、自分に合った会社を選びましょう。
弊社では社員全員が宅地建物取引士の有資格者です。
また、不動産コンサルティングマスターや、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナーなどの有資格者が賃貸・売買問わず、お部屋探し・賃貸管理のお手伝いをさせていただきます。
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【ルームキューブ代表 榎本敦史の不動産売買仲介】 目利きを聞かせた不動産の購入、そして市場を捉えたより高値での不動産売却の実現を得意とする。売主の想いを繋ぎ、買主の想いを叶えることをモットーに、よりよい不動産売買仲介を心掛けている。また、賃貸経営やリノベーションを軸とした「売らせない」ための資産活用のご提案も得意としている。 |
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