ジモティーを使った賃貸物件の空室対策事例
2019.09.01
空室対策事例
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目次
- 1.ジモティーって何?
- 2.ジモティー利用者の属性
- 2-1.安いものを探している人
- 2-2.少しワケありな人
- 2-3.急ぎの人
- 3.ジモティーの成約事例紹介
- 4.今日の一句
1.ジモティーって何?
ジモティーとは、以前TV CMでもやっていた「地元の掲示板♪ジ・モ・ティー♪」のメロディーでおなじみの地域密着交流掲示板のことです。
誰でも中古のあげます・譲ります情報を無料掲載できます。
また、アルバイト・バイト、教室・スクールなどの広告も無料掲載。
そこに不動産の「貸します」もあるのです。
(ちなみに「売ります」もありますけど、果たしてここ経由で不動産売買が成立するのかは不明です。)
弊社ではいらなくなったオフィス家具を引き取ってもらったり、時には売却したりといった形で使っていました。
(ジモティートップページより引用)
不動産の場合、広告主はそこに賃貸物件の情報を掲載し、それを見た一般のお客様が問い合わせをし、ご案内をしたり、気に入っていただければ契約となります。
不動産業者でも一般の大家さんでも掲載できるので便利ですね。
2.ジモティー利用者の属性
そんな便利なジモティーですが、投資家大家さんの間ではこんな噂が広まっています。
「ジモティーの問い合わせ客はあまり属性が良くない。変な奴が多い。」
果たして実際はどうなのでしょうか?
東京都心よりも、少し離れた埼玉、千葉、神奈川といった地域のユーザーが多いように感じますが、都心でも有効利用している弊社のような事例もあります。
そんなジモティー歴約2年半の私が実際に使ってみて感じたことを書いてみますね。
2-1.安いものを探している人
ジモティーを使っている人の多くは、とにかく市場に一般的に流通しているものよりも「安いもの」を探している方が多いです。
フリマアプリだと最低でもいくらか支払わないといけないのに、ジモティーなら「無料」もあります。
そういった限界を超えた安いものの情報を探している人というのが前提にあります。
「とにかく安さを感じるものを!」
そういった条件で実際に数人の方とお会いしてきましたが、しっかりしている人もたくさんいました。
つまり、少しでもお得な情報を探している人が多いだけで、それだけではジモティーのお客様の属性が悪いとか云々とかは言えないと思います。
2-2.少しワケありな人
前項で書きましたがとにかく安いものを探している人が多いです。
ということは、ただ倹約したいという方以外にも、ジモティーには安い情報が出ているということを知った、現状、金銭的に少し厳しいという方も必然的に含まれてきます。
・もうすぐ仕事を辞めてしまう(これからやっと始める)方。
・滞納して追い出されてしまう方。
・ワケあってお金が無くなっている方。
など。
また、問い合わせは匿名ですので、直接入り組んだことを相談出来たりしてしまうため、少し複雑なバックボーンをお持ちの方も入ってきます。
・離婚で急いで家を探している方。
・何らかの障害を持ってて他で入居を断られている方。
・事件や犯罪のにおいのする方。
などなど。
ジモティー全体の利用者の中からこういった方々を見抜き、そして入居を許可するのかどうかを判断することが重要ですね。
2-3.急ぎの人
賃貸の入居審査でよく断られるのは「とにかく急ぎで入居したい人」。
訳アリの定番ですよね(笑)
ジモティーは初期費用が安い賃貸物件がたくさん出ているので、「初期費用を用意できていない。」という方が結構いらっしゃいます。
しかし、引っ越さないといけない事情がある方が結構います。
・離婚
・結婚
・失業、転職
・ほぼ夜逃げ
などなど。
よくよく事情を聞いてみると、別に大した理由じゃないなって方もいます。
「急ぎだから怪しい。」と、そういった理由だけで審査を落としてしまっている管理会社は、もう少し真面目に仕事をした方がいいかもしれませんね。
3.ジモティーの成約事例紹介
【物件の所在】
埼玉県某所(かなり山の方)
【築年数】
築後46年
【間取り】
2DK
【状況】
長期空室だった一棟物件(全2部屋)を投資家さんに購入していただきました。
手つかずだった内装をリフォームし賃貸募集。
最寄り駅には不動産業者が一社のみ。しかも稼働しているのか微妙。
あまりに辺境過ぎて問い合わせが来るのかも不明。
【募集期間】
弊社で募集開始してから約3週間。
そして一部屋目をご契約いただいたお客様から、隣のもう一部屋を借りてくれるお客様(同僚)をご紹介いただき満室に。
【成約のお客様の概要】
お問合せ二件目。勤務先の移転でお部屋探しをされていたお客様。
上場企業勤務。
【お部屋を決めてもらえたポイント】
条件がばっちりだったこと。
対応を気に入っていただけたこと。
ジモティーを使っていたから。
「安い条件で出てたらいいな~。とか、掘り出し物件ないかなといった気持ちで物件探しをしていました。」と。
そしたらたまたま見つけたので問い合わせたとのことでした。
その後もトラブルなどない良質なお客様方です。
ジモティーに出すと掘り出し物件に見える効果があるのかもしれませんね。
4.今日の一句
「手間かけて 空室減らす 管理会社 口先ばかりじゃ 空室増えます。」
やるべきじゃないなんて言うやつは「やれない」か「やりたくない」だけなんです。
管理させていただいた物件の空室を減らすためには四の五の言っていられません。
そしてそれから大事なのは、入居から退去までです。
空室は決めて当然、管理出来て当然です。
今、空室にお困りの不動産オーナー様、これからの空室対策に不安のあるオーナー様、まずはお気軽にご相談を♪
◆◆◆ルームキューブ賃貸管理センター(株式会社Q-be)では、賃貸物件を所有のオーナー様からの賃貸管理・不動産投資に関するご相談をお待ちしております。
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【株式会社Q-be代表 榎本敦史の空室対策】 以前勤めていた管理会社(4,000戸管理)の空室率が6%。ヘッドハンティングでその会社に入社後すぐに、独自の費用をかけることのない空室対策理論を用いて、1年後には空室率を3%に。そして更に次の1年後には空室率を1.5%にまで改善した実績を持つ。 ネットとリアルを融合させた空室対策を元に、更に現在は「自分で決める」営業による空室対策で、賃貸管理の依頼を受けた数々の苦戦物件を成約させている。 |
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