サブリース詐欺や通帳改竄をして儲けられた不動産につらつらと。
2018.09.06
不動産投資の罠
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「かぼちゃの馬車」投資の化けの皮がはがれ、シェアハウス投資詐欺が確定した。
「TATERU」なんて「いかにも」なユルっとしたネーミングのIT上場企業が、投資家と金融機関を騙してボロ儲け、そして株価激落。
彼らのせいで金融機関の締め付けが厳しくなってきたのと同時に、地方銀行や信金などが今回のような事例で債務者の限界を超えた融資をしていないかが問われ、更にまだまだ名前が挙がってくるかもしれない状態。
それでももう買ってしまった投資家さんもいます。
彼らは被害者でもありますが、自己責任な部分もたくさんあります。
通帳の口座の改ざんや、一期中に複数の法人を設立しての一棟物件購入、オーバーローンでのキャッシュの確保、見せかけのレントロールでの借り入れなどなど、投資家さん達も「それは知らなかった。」なんて被害者ヅラしていても救済はされません。
それなのに救済を持ちかけてくる自称「人権派」弁護士たちの背景を調べてみてください。
いつの世も被害者感情を高ぶらせるだけで、「消費者の味方」と言いながら騒ぐだけ騒いで弁護費用をむしり取り、今回の事例に限らず、ろくな結果を残してこなかった人たちの二次被害には気を付けましょうね。
そもそも、借金しておきながらそれを「総資産」なんて騒いでる投資家を講師に呼んだセミナーとか、いかにして金融機関から融資を引くかなんてことをレクチャーする不動産コンサルなんて胡散臭いなあって思いませんでしたか?
僕みたいな「自称・真面目な不動産屋」からは、「借り入れの方法を指南」をする人は全員悪徳にしか見えません。
お客様の返済余力を無視してまで大きな借金をさせて(高値で売りつけて)儲けたいだけですよね?
かぼちゃのスマートデイズもTATERUも悪徳なんですよ。
更に言えば三為業者(第三者の為の売買をする業者)と同じか、それよりもタチ悪いです。
TATERUのホームページを見ました。
「第三者の特別調査専門委員会」を設置するとかお知らせしていますが、上場企業なのに自分の会社が何やっているかの確認の把握も出来ず、結局「第三者を入れました。だからここで公正な調査を行います。」みたいにしてあまりにも無責任過ぎませんか?
会社の毒を吐き出せばいいんです。
投資家さんに謝罪して、売りつけた不動産を買い戻せばいいんです。
他のITでも儲けてるんでしょ?
不動産でもリコールするべきです。
自信があって売った物件なんですから、きっちり自社で管理すればいいんです。
それか全物件、満室想定通りのサブリースをしましょう。
とにかく、人を騙して、高値掴みさせて大きな差益を抜くことを、
平然といい子ちゃんの顔してやってちゃダメですよ。
従業員にやらせててもダメですよ。
そしてこれからはその買ってしまった投資用不動産をどうしていくかが問題です。
短期で減価償却を取ってからの出口戦略なんてのは、一気に出口が狭まり、苦しい状態になっています。
苦しいですが運用していくしかありません。
借り手を見つけて、増えすぎた同様物件との間でデフレ化していく中で、いかに耐えて満室にしていくかが重要です。
きちんと戦略を持って、やっていくしかないんです。
そういう物件をつかまされてしまったことを省みて、頭を切り替えて満室経営を目指していきましょう!
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