【未公開?盲点?】やってよかった空室対策5選!
2018.09.22
空室対策事例
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賃貸物件の供給が異常に増え続けてきた状況から、金融機関の融資が止まりだしました。
少しは賃貸不動産業界も良くなるかなとか思いながらも、まだまだ空室対策には色々と策を巡らせた方がいいですね。
賃料ダウン、広告料増加、フリーレントなどなど色んな空室対策がありますが、
「えっ?そんなことで空室が埋まったの?」
という事例もございます。
今日はその内、仕掛けていた私自身も結果にびっくりした空室対策5選を書いてみたいと思います。
目次
- 1.デカいキッチンを目立たせて募集期間2日!
- 2.「見せ部屋」を作って、空室率45%超を満室へ!
- 3.SNSの一本釣りで同シリーズ競合物件をごぼう抜き!
- 4.ワンルームをロールスクリーンで仕切って1LDKに。内見一発目で申込!
- 5.他力本願の物件ブランディングで竣工前満室!?
- 6.まとめ
1.デカいキッチンを目立たせて募集期間2日!
以前に、「リノベーションをして家賃を上げたい。」と、ご相談をいただいて施工させていただいたお部屋。
【ご要望】
・リノベーション費用は5万円以内
・賃料を3千円上げたい
【物件のスペック】
・錦糸町駅 徒歩10分 12㎡ワンルーム
・キッチンはガス3口コンロ付キッチン
・他は何も取り立てて言及すべき点なし
キッチンはワンルームから50cm少々へこんだ場所にあり、1014のユニットバスの100辺にくっついた感じ。
これに対して提案した5万円リノベ!
・キッチン片側のクロス部分をキッチンパネルへ
・50cm少々の壁部分のクロスを木目カラーのアクセントクロスへ
・居室の梁下に木目カラーのきれっぱしでライン入れ
これで、賃料3千円アップの、募集期間2日で募集終了~♪
2.「見せ部屋」を作って、空室率45%超を満室へ!
居住用賃貸のお部屋の空室が10室を超える大型マンション。
事務所部分も合わせると空室率が50%以上。
その内2室の内、1室は人気のカフェスタイルリノベーションを。
もう1室は奇抜に和モダンリノベーション。
この2室を餌に、内見機会を増やし、その他の普通のお部屋を決めてしまおうという作戦!
無事満室までたどり着きました♪
(詳細は、「空室率45%を1年で満室にした空室対策」参照)
3.SNSの一本釣りで同シリーズ競合物件をごぼう抜き!
不動産ポータルサイトの情報を見ていると、比較物件が多すぎてなかなか頭がこんがらがってきませんか?
正直、ポータルサイトなんてものは、「集客手段」の要素がほとんどで、「決定手段」ではないと思っています。
ピンポイントのお客様へアピールするなら「SNS」。
更に言えば、その問い合わせに対応するのはその会社のエースで!
その方が物件の魅力をよりよく、上手にしっかりと伝えてくれます。
つい先日も、同様シリーズ物件が三棟ひしめくエリアの賃貸物件を、他社に先駆けて満室にさせていただきました!
問い合わせからの案内に至ったもので言えば決定率100%!
無駄な内見を増やす努力よりも、決定率を上げる為の戦略と布陣を組みましょう。
4.ワンルームをロールスクリーンで仕切って1LDKに。内見一発目で申込!
だだっぴろいワンルームってありませんか?
「これ、1LDK風にも使えますよ~。」
なんてちょっとレベルの高い営業をして、お客様にそのイメージをしっかりと持っていただくことはなかなか難しく・・・。
ましてやリノベーションで間仕切壁や引き戸を付けるとそれだけで工事費が25万円以上・・・。
それなら天井からロールスクリーンを垂らしましょう。
市販のロールスクリーンを買って、天井から吊るしました。
1LDKとして使えるようになりました。
※ちょうど写真がありました^^
これで工事完了後、初めて内見されたお客様がそのままお申込です!
そりゃ、ワンルームよりも、こんなおしゃれなロールスクリーンの付いた1LDK風の方がいいですもんね。
ちなみにこれ、調光機能付きで、寝室部分はとても雰囲気がいいんですよ^^
5.他力本願の物件ブランディングで竣工前満室!?
物件オーナーからいただける広告料を、未来の投資の為に使う方法もあります。
広告料は不動産会社なら売上にしたいもの、
しかし、管理もやっているならばオーナーと一緒に物件の未来も考えていくものであってほしいですよね。
広告料を、「どのタイミングで」「どれくらいの金額で」「どのお部屋に対して」投下していくかを戦略的に考えていくんです。
弊社のとある新規新築管理物件でこの3つのバランスをうまく配合して取り組んだところ、
・募集住戸全てに申込
・工期遅れの募集住戸は広告料なしでも申込殺到
・近隣には同様の竣工済み物件がAD200とかで募集しているのに、弊社管理物件は竣工時満室!
となりました。
この勢いは二巡目以降の賃貸募集の際も継続できるかと思っています。
6.まとめ
空室対策ってマニュアルはないんだと思います。
マニュアル通りだと、結局マニュアル同士の食い合いです。
その物件の空室対策をどうやっていくのか?
その辺りを積極的に考えていける不動産会社、不動産管理会社がこれからは生き残ると考えています。
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