賃貸管理のクレーム対応が遅れることによるデメリット6選
2023.02.16
賃貸管理
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本ブログにおける「賃貸管理」カテゴリーの記事は、どうしても本音と建前が入り混じってしまうため、少しだけ文章が厳しくなりがちです。
しかし、自分、そして本ブログを読んでいる社内のメンバーにも、しっかりとした戒めとなればいいと思い、あえて「クレーム対応」の遅れが招くトラブルやデメリットについて書いてみようと思います。
他人事ではなく、しっかりと向き合ってほしいものです。
結論から書きますと、クレーム対応が遅れることによって考えられるトラブルやデメリットは、
・クレーム対応に対する不満の蓄積
・クレームの悪化
・法的トラブルの発生
・入居者の退去
・経済的損失の発生
・信頼関係の破壊
といったことが考えられます。
以下で詳細の説明をしていきたい思います。
【目次】
- 1.賃貸管理におけるクレームとは?
- 2.クレーム対応が悪いと起こるデメリット
- 2-1.クレーム対応に対する不満の蓄積
- 2-2.クレームの悪化
- 2-3.法的トラブルの発生
- 2-4.入居者の退去
- 2-5.経済的損失の発生
- 2-6.信頼関係の破壊
- 3.起こってしまったことはすぐに対応!
- 4.不動産賃貸管理会社の一句
1.賃貸管理におけるクレームとは?
よくあることで言うと設備の故障が一般的です。
更に大きいもので言うと雨漏りや漏水、獣害や虫害、近隣騒音などもあります。
「住んでいく上で支障のあるもの」に対して改善を要求する声、それがクレームと呼ばれるものです。
2.クレーム対応が悪いと起こるデメリット
クレーム対応が遅れることでたくさんのトラブルやデメリットを生じさせます。
大家さんや管理会社はそういった点を特に気を付けて管理をしていく必要があります。
2-1.クレーム対応に対する不満の蓄積
入居者からのクレームに対して、誠実に対応しない場合、入居者との信頼関係が破壊されていく可能性があります。
また、対応されない時間の経過、入居者が友人や知人に対して、クレームに対する相談をすることで不満が増幅したりします。
入居者からのクレームには常に迅速に対応することが求められます。
2-2.クレームの悪化
入居者からのクレームが放置されると、問題は悪化する可能性があります。
例えば、配管のトラブルや電気設備の不具合など、放置されると建物全体に影響を与えるこのもあるため、クレームが放置されたまま時間が経過すると、問題の解決が難しくなることがあります。
2-3.法的トラブルの発生
クレームが放置されたままでいると、入居者から訴訟を起こされる可能性があります。
そのため、クレームに対する対応は、法的な問題を未然に防ぐためにも重要です。
2-4.入居者の退去
入居者が不満を抱えている状態が長引くと、入居者が退去する可能性が高くなります。
また、入居者からのクレームが多い物件は、次の入居者を見つけることが難しくなり、空室期間が長くなる可能性もあります。
2-5.経済的損失の発生
クレームが放置されたままになっていると、設備関係であれば修理や交換、更に入居者に対しての補償など、最終的には解決するためのコストが増えてしまう傾向があります。
2-6.信頼関係の破壊
クレームが解決されない場合、入居者やオーナーからの不動産管理会社への信頼を失う可能性があります。
また、そのような物件を紹介する不動産仲介業者からは、物件の信頼性が低いと判断され、今後の取引に影響が出る可能性もあります。
3.起こってしまったことはすぐに対応!
住宅を提供するということは、家賃はもちろん、その方の人生の時間を提供していただいていることと同じです。
対応可能な原因によってその時間が乱されたり、狂わされることは、入居者としても納得がいかないことになります。
クレームには何よりも先に対応すること。
仲介業者じゃなく管理会社なのであれば尚更です。
それが出来ていないようであれば大問題です。
改めて気を引き締めて取り組んでいきたいものです。
4.不動産賃貸管理会社の一句
『管理業 それは単なる 事務じゃない サービス業だと 受け止めよう』
クレームが発生した場合に、その対象住戸、入居者だけじゃなく、他にも同様のトラブルが発生していないかなど、トラブルを予見し、事前に回避するための手立てを打っておくことも、不動産投資、賃貸経営においてもとても重要です。
また、そういったことがきちんと出来る管理会社でありたいなとスタッフ一同改めて心に刻みます。
弊社では社員の80%以上が宅地建物取引士の有資格者です。(未取得者は、社員・アルバイトさん含めて全員宅建試験勉強中です!)
また、不動産コンサルティングマスターや、賃貸不動産経営管理士、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、などの有資格者が賃貸・売買問わず、お部屋探し・賃貸管理のお手伝いをさせていただきます。
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【ルームキューブ代表 榎本敦史の賃貸管理】 家賃滞納の督促が不動産業界の入り口。その家賃の回収から入居審査、立ち退き交渉など、様々な入居者の方の人生模様に触れ、不動産管理会社のあるべき姿を模索し、ルームキューブを起業する。不動産投資のおまけのように扱われる不動産管理会社の仕事の大切さを知ってもらうために、収支改善、資産価値向上、コスト管理に空室対策といった分野で独自のアイデアを活かした賃貸管理サービスを提供している。 |
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