賃貸の入居審査「お断りするべきお客様」
2020.12.06
賃貸管理
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この時期になると、お部屋探しのお客様が増えてきて、私たち不動産管理会社にも申し込みが殺到することがあります。
そして申込の次に行うことは入居審査です。
この入居審査。
中には「保証会社が通れば何でもいいよ。」なんて管理会社さんもあるようですが、弊社ではアナログな審査も行っております。
しかし申込がたくさん殺到してくると審査の目も緩くなってしまうのでは・・・
なんてことはありません!
初めて働いた会社で滞納督促に命を燃やし、トラブルを起こしやすい入居者のイメージをつかみ、その後はそういった問題客が入居しないようにする「厳格な入居審査担当」として多くの仲介業者を泣かせてきた(笑)私、榎本が、賃貸の申込内容から見る「お断りするべきお客様」の見分け方のポイントを列挙してみます。
身分証から判断する
入居申込書と一緒に提出を依頼する身分証。
この身分証からでも怪しさを感じ取ることが出来ます。
・まずは当然、顔写真
・現住所と勤務先の関係
・住所の書き換え履歴
が基本です。
更には免許であれば紛失回数も分かりますし、保険証が国保の人、パスポートや住基カードしか出してこない人もまず疑いますね。
勤務先の内容から判断する
提出いただいた申込内容の内、特に見ないといけないのが勤務先内容です。
四季報や帝国まで見ろとは言いません。
・会社のHPはあるのか?
・事業内容と収入のバランスはどうか?
・会社の所在地はどこにあるのか?
・申込人の年齢と役職や所得のバランスはどうか?
自営業の場合は個人でやっている仕事の内容がどれくらい見えるかなどもポイントです。
最近は自営の方も増えているので、公的な収入証明書などでの判断は必須になってきます。
仲介している不動産業者の実態から審査する。
一見、何も問題なさそうな申込内容だとしても、その申込を入れてきている不動産業者が、
「プロが対応!水商売専門!風俗業の方も審査通せます!」
みたいな看板を大きく掲げてやっている会社だったら審査落ちますよね(笑)
最近そういう会社さんは減ってきましたが、少し前であれば結構そういった会社さんがありました。
そういった職業向けの求人情報が出ている雑誌に広告を出しているところとか、あからさまにHPでそういったことを謳っているところからの申込書は、
「IT企業勤務女性、22歳、年収1,200万円」
なんてのがよく入ってきていました。
身分証を見るともちろんめちゃくちゃ可愛い子だったりするし、そもそも務めていた会社の審査基準では水商売OKだったので、何もないよう無理やり作ってこなくても審査通しちゃってりもしていましたが(笑)
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